IDがマッピングされたページ
インテル エクステンデッド・メモリ64 テクノロジ・ソフトウェア・デベロッパーズ・ガイド 第 1 巻(全 2 巻) リビジョン 1.1を見ていると突然「IDがマッピングされたページ」という記述が出てくる。最初に出てくるのは36ページだと思う。これが読んでいてもまったく意味が分からない。英語の方を見ようと思ったら同等のマニュアルはすでにないようだ。日本語のマニュアルはまだ新しくなっていないらしい。
しかたがないので同様の記述がある場所を探したら(マニュアルの量が非常に多くて大変だった)、Intel 64 and IA-32 Architectures Software Developer’s Manual Volume 3A: System Programming Guide, Part 1の307ページに見つけた。「IDがマッピングされたページ」は「identity-mapped page」のことだった。
これでは意味が分かるわけがない。
identity mapped pagingの説明は以下にある。
http://wiki.osdev.org/Identity_Paging
次の翻訳では直して欲しいな。どこに連絡すればいいんだろ?
新竹 The One 南園人文休閒客棧
台湾の新竹縣にあるThe One 南園に泊まってみたくていろいろ調べたが予約方法が見つけられなかったので、参考になるよう予約方法をメモしておく。
まずトップページから泊まる時期を選択する。
http://nanyuan.theonestyle.com/
予約したときは3/11~6/25と6/27~9/1の二つの選択肢があった。泊まる以外にも食事と園内をまわるコースやエステのコースもある。
泊まるときは同心夜泊と書かれた方をクリックすると預約という選択が出てくるのでクリックすると予約のページになる。予約のページは中国語だが漢字で内容は分かるので入力に困ることはないと思う。名前はアルファベットで入れたがあとで漢字を聞かれたので元から漢字で入れておいても問題なさそうだった。房間數は部屋数で1間を選択した。其他事項のところにメールは英語で送ってくださいと英語で書いておいたら以降のメール連絡は英語でした。確認送出ボタンを押すとひとまず予約の申し込みが完了です。まだ予約できたわけではありません。
予約申し込みから1日程度で申し込みの結果がメールで送られてきます。ここで泊まる人数や食事で苦手なものなど必要事項の質問がきます。返事を送ると確認書とデポジットの支払いのための書類がメールに添付されて送られてきます。
デポジットは台湾の銀行への振込かカード払いが選択できます。日本からだとカード払いしか方法はないと思います。カード払いの場合は書類にカード情報を記載してFAXで送ることになりますがコンビにあるFAXで台湾の番号に送ることができるのでそれを使って送りました。宿での残りの支払いもカードで払うことができます。
当日はレンタカーで旅行していなければ新竹、高鉄新竹や湖口の駅からタクシーで宿に向かうことになります。たまたま台湾のプリペイドSIMを持っていて台湾の電話番号があったのであらかじめ伝えていたのですが、前日に電話で連絡がありました。このときは気がつかずに取れなかったのですがそのあとSMSが中国語で送られてきました。SMSにはタクシーの連絡先と宿の電話番号があったので当日移動前にタクシーに電話することにしました。
さて当日ですが左營から台灣高鐵で新竹に移動してそこからタクシーで移動することにしてタクシーに電話しました。電話番号は宿からタクシーに伝わっていたらしくだれからかかってきているか分かるので粘り強く対応していただきなんとか台灣高鐵で新竹に着く時間を伝えて電話を終えたところ、宿からも日本語で電話がありタクシーに連絡しましたかと聞かれました。すでに連絡してましたが不安だったので再度連絡してもらえるようにお願いしました。宿に着いてから分かったのですがいつもではありませんが日本語ができるスタッフの方がいらっしゃいます。また英語ができる方は必ずいるようなので宿に連絡してタクシーをお願いしてもらうのが簡単だったようです。
台灣高鐵の新竹ではタクシーは4番出口(台鐵六家火車站があるのとは反対側)からでて横断歩道を渡ってすぐ右にあるタクシー乗り場を過ぎてずっとまっすぐ行った道路にタクシーが待っていました。タクシーは台灣高鐵の新竹から宿まではNT$500で、帰りは宿から台鐵新竹火車站まで送ってもらいましたがNT$600で固定料金でした。かなり距離があるのと人里離れた場所なので普通にタクシーを捕まえて行くともっとかかると思います。タクシーで向かうときは宿からタクシーに連絡してもらって予約しておきましょう。
南園は古い建物をうまく生かした庭園型の宿で山の上にあるので夏でも涼しいです。ちょっと高いですが記念日などに一度泊まってみることをお勧めします。
其他事項
其他事
VMwareのGDB機能を利用する
ゲストOSでVMwareのGDB機能を利用するとkernelのデバッグができるとの事で設定して使ってみた。
ゲストOSのディレクトリにあるvmxファイルに以下を追加する。32ビット ゲストOSの場合は64のところを32にすれば良いはず(まだ試してない)。
debugStub.listen.guest64 = "TRUE"
debugStub.listen.guest64.remote = "TRUE"
debugStub.hideBreakpoints = "TRUE"
monitor.debugOnStartGuest64 = "TRUE"
この設定をしたあと念のためVMwareを一度終了してからゲストOSを起動した。ゲストOSは普通に起動してくる。この状態でホストマシンでgdbを起動してgdbのプロンプトにて
target remote localhost:8864
を入力するとgdbがリモート接続されVMwareのゲストOSは停止状態になる(ゲストOSの画面にでっかいマークが出ます)。32ビット ゲストOSの場合はポート番号が8864ではなく8832になります。
この状態でデバッグ情報の付いたkernelのオブジェクトまたはdebuginfoを読み込めばソースコード上でデバッグができるようになります。停止状態から実効を続けるにはgdbでcontコマンドを実効します。
実際にはkernelのデバッグではなくEFI shellから実効するEFIアプリケーションをデバッグしたかったのですが、このgdbにはrunコマンドを実装されてなくEFIアプリケーションはリロケータブルなのでうまく途中で停止させることができず保留中です。
何か良い方法がないか考え中。
中国移動香港 CMHK 1-Card-2-Number Prepaid SIM Cardの中国ローミング
中国を旅行したときに中国移動香港SIMでローミングを利用したので使い勝手についてメモしておく。
利用した理由はローミングだと通信がブロックされることが無いためだ。VPNを利用してもいいのだがVPN自体もブロックされることがあることが実績でわかっていたので、それほど高くなく利用できるならローミングでもいいかなと考えた。
CMHK 1-Card-2-Number Prepaid SIM Cardを日本から購入できるところはいくつかあるので旅行前に入手しておいた。香港経由なら経由時に入手することもできると思う。
SIMのサイズはMini SIMとMicro SIMの両方があるの端末に合わせて入手することができる。
今回は購入時にお願いして開通作業をしておいてもらった。SIMロックがされていない端末なら日本から*#130#に発信しても開通できるらしい。
最初に66香港ドル分チャージされているが開通すると月の管理費6香港ドルが引かれる。
追加はVISAなどのカードを持っていればWebからできる。
以下のページで手順の詳細が分かる。
http://onemiletoheaven2.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/tool-china-mo-1.html
一回で最大300香港ドル追加できて、今回は300香港ドル追加したのだが30%+10香港ドルのボーナスがついて実際には400香港ドル分が追加された。最初の60香港ドルと合わせて合計460香港ドルになった。
中国でのローミングはデータ通信の上限が38香港ドル/日(キャンペーン中)だったので通話などで利用しないなら12日間は利用できる。
中国移動は中国ではTD-SCDMAという独自の通信方式を利用しているため高速データ通信をするためには対応した端末が必要になるのだが、EDGE/GPRS(900)に対応している端末なら少し遅いがデータ通信をすることはできる。今回は以下のサービスを使ってあらかじめ購入しておいた。
中国ではわりとどこでも携帯電話を売っているので最初は持っている端末で対応して、着いてからTD-SCDMAの端末を購入するのもありだと思う。
着いてからのデータ通信の利用方法だがSIMを入れてデータローミングをオンにすれば利用できるようになる。マニュアルを見てデータ通信を有効にするには*106*01#を発信する必要があるのかと思い発信してみたが既にオンになっているとの返信が来たのでデータローミングのオンだけで十分なようである。
通信速度や電波の状況だがTD-SCDMAは建物の中などは電波が届きにくいようで、ホテルの中などはEDGEでの通信となってしまう。また設備が少なく人の多いところ(地方の空港などではTD-SCDMAでつながっていても通信速度が遅くなる。
今回の旅行では山の中のお寺などにも行ったが圏外になることは無かった。サービス範囲はかなり広いようだ。
あと気がついた点は電池の持ちが非常にいい。テザリングをずっとオンにしたまま利用していたが十分一日電池が持った。TD-SCDMAは電力消費が少ないのだろうか?
Boot to Gecko (Firefox OS) on Galaxy S2
起動するまでに手間取ったのでメモしておく。
開発環境の構築は以下の通りで問題ない。
https://developer.mozilla.org/en/Mozilla/Boot_to_Gecko/Building_B2G_for_Samsung_Galaxy_S2
試行錯誤したため今回はUbuntu12.04とMac OS X上に構築した。
ビルドは以下に従って
https://developer.mozilla.org/en/Mozilla/Boot_to_Gecko/Preparing_for_your_first_B2G_build
./config galaxy-s2
./build.sh
config時に端末はビルドマシンに接続しておくこと。端末のファームウエアバージョンをadbでチェックします。
今回は対応ファームウエアを書き込んでチェックを通過できるようにしましたが、チェックにファームウエアバージョンを追加しても問題ないかもしれません(未確認)。
この後、Galaxy S2にheimdallで書き込むのですがUbuntu、Mac OS Xともに書き込めずエラーになってしまった。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=28934136
に100MBを超えるfactoryfsが書き込めないという報告があるが、確かに手元のfactoryfsも100MBを少し超えてる。
仕方ないので書き込みだけWindowsでOdin3を利用した。
書き込みに必要なファイルは以下の3つ
- device/samsung/galaxys2/kernel
- out/target/product/galaxys2/system.img
- out/target/product/galaxys2/userdata.img
これを以下のファイル名に変更してtarでアーカイブする。
- kernel -> zImage
- system.img -> factoryfs.img
- userdata.img -> data.img
このtarアーカイブをOdin3のPDAに指定して書き込めば完了。
Galaxy Nexusでも試すことができるがホームボタンがあることが前提になっているのでそれがないGalaxy Nexusだとホーム画面に戻ることができない。試すならGalaxy S2かNexus Sがお勧めです。
スリランカ Mobitel
スリランカ旅行時に利用したSIM。
http://www.mobitel.lk/3gdelight-bb
スリランカの国営通信会社がサービスしてるのと3GBのデータプランがあるので選択(もう一つ検討したDialogは1GBまでのプランしか見当たらなかった)。
SIMは125ルピー、30日間で3GBのプランは799ルピー+税金で978.38ルピーなので1000ルピーチャージしました。合計で1125ルピーでした。
速度制限があり上り下りとも1Mbpsです。
7678にSMSを送ることで契約を選択するのですが今回はD799を送って上記のプランを選択しました。
APNはmobitel3gでusernameやpasswordは不要で、テザリングは可能です。
Colombo周辺やKandyから少し離れたところにも行きましたがどこも問題なく3G以上で接続されて速度は十分でした。
SIMの入手やチャージが空港以外では難しい可能性も考えて最初から3GBのプランにしたのですが、小さな商店でSIMの販売とチャージを受け付けているところがたくさんあるので使い切ってからチャージして次の契約をしても大丈夫です。
利用端末: SIMロックを解除したGalaxy Nexus SC-04D